Biology Letters誌に掲載された仮説は、「経済状況・生活環境がよく健康な子どもが期待される場合は、母親が次の世代(孫の世代)まで遺伝子を残すには娘より息子を持つ方が有利だ」というもの。強く健康な男児はライバルとの競争に勝ち潜在的には数百人もの子どもを作る可能性を持っているためです。
逆に母親が病気や栄養失調の場合、息子を持つことは遺伝子を次の世代に伝えるには不利となります。弱く不健康な男児は子どもを持つ年齢まで生存することすら危ぶまれるうえ、将来的に競争に勝ち子孫を残す可能性が低いためです。この場合は厳しい競争に勝たずとも妊娠できる娘を持つことの方が進化論的には合理的とのこと。
Posted July 8, 2009 at 1:29pm